ハル1975のブログ

ネットソサエティ&ライフのブログ

がんばってる方向あってます?!

まだ始めたばかりのこのブログですが、既に書いていて感じる事があります。

一体、何のために、これを書いているのだろうか・・・。と。
誰にも読まれないこのブログ、続けていく意味はあるのだろうかと・・・。

ハルの中で目的は設定しています。しかし、その目的を達成するために、このブログを書き続けることが最も効率の良い方法なのか?疑問を感じたりしています。


「無駄な努力はない」なんて言う人もいます。
それはゴール(目標)が設定されていない、漠然とした話の中では、何事も経験の1つと位置づけてしまうこともできますね。

しかし、ゴールを設定した場合、それに近づかない努力は、「無駄な努力」や「とっても非効率な努力」と言わざるを得ません。
努力するときには、正しい方法、正しい方向でないといけません。


学生の頃に北アルプスを登ったときの話なんですが、その日は天候が悪く、ガスがかかって正に五里霧中という中をみんなで歩いてました。
石がゴロゴロ転がっている道が続き、女子のパーティが遅れはじめてきたので、男子のパーティは先に休憩予定の地点まで行って昼飯の準備をすることにしました。

真っ白な霧の中を、先輩が先頭を歩き、ハルたち残りのメンバーはその背中を見ながらついて歩いてました。
そして、かなり歩いた後、ふと周りを見渡すと、自分達が歩いている尾根の道から少し下がった道に人の列が見えてきました。
「あっちに合流しないといけないねー」なんて会話をしてると、その列の随分と前の方に、うちらの女子のパーティが歩いてるじゃありませんか・・・。

そう。男子パーティは道を間違って、アップダウンのある道を、かなり遠回りして歩いていたのでした・・・。


かなり速いスピードで、がんばって歩いたけど道が間違ってちゃ意味ないですよね・・・。
大っきく、そんなことも人生経験の1つと考えれば、無駄って事はないんですが、その時の、先に休憩地点に着いて昼飯を準備するという目標は達成できませんでした。


学生の夏休みの登山の話なんで、遠回りしちゃったのは笑い話のひとつって事でいいのですが、ビジネスとなると深刻な事になってしまう場合があります。

例えば、プラズマテレビとか。
パナソニックは、プラズマテレビの研究・開発に力を注ぎ、尼崎に何千億とも言われる額を投資して製造・販売してきました。
しかし、残念ながら世の中の主流は液晶テレビで逆転できず、昨年、プラズマテレビの製造を終了しました。

当然、そこでお仕事されていた方々は、旗色が悪いと感じながらも、他社以上に努力されていたと思います。


人一倍に努力したにも関わらず、それが報われず、場合によっては自分の時間を無駄にし、人生の計画を大きく見直さなくてはならなくなることもあります。


間違った方法、方向の努力というのは、個人レベルだと良い経験・人生の勉強と思えば良いかもしれませんが、ビジネスでは周囲の関係者も巻き込むし、影響が大きくなってしまったりするのですね。
フルスロットルで突き進む前に、十分な検証と、進み始めてからも、常に、このままで良いのか評価・改善が必要ですね。
(それで全て避けられる訳ではありませんが、ダメージを小さくは出来ると思います。)


んじゃ、またね!!