ハル1975のブログ

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日本のサービスレベル

こんにちは、ハルです。

日本の社会インフラってしっかりしてますよねー。

電気・水道・ガスが止まっちゃうなんてこと、ほとんど無いですし。
鉄道なんて、ホント時間に正確で、しかも安全。

台風だとか雪だとかで「えっ、こんなんで止まっちゃうの?!」とか感じることありますが、それでも海外と比べればトップクラスのサービスレベルだと思います。
(そりゃ、夏の雨の日のラッシュの時間帯の東海道線なんて、地獄のような不快指数だけど。さらに、周りがオッサンばっかしだと、ホント最低なんですが。(鶴瓶さんが TVで「おっさんは、おっさんの事が嫌い」と言ってたのを思い出します・・・。))


んで、その最高レベルのサービスを受けていることが当たり前で、そういうのが常識という人間が作られていくんだろうなー。って思います。


インドのバンガロールにいるメンバーと仕事していると、スケジュール遅延だとか、ミスだとかで、ちょっと「エエェーー」って思う事があります。
その一部の人だけが特別ダメというより、全体的にそんな感じ。

んで、実際にバンガロールに行ってみると、やはりインフラは日本ほど整って無いわけです。

  • 毎朝・毎夕の交通渋滞。
  • 車線やら信号とか機能しているようなしていないような交通事情。
  • 雨が降ると大きな水たまりというか、小さい池が道路の真ん中にできて通れない。
  • 工事による通行止め(その道路の入り口に案内がないから、Uターンして戻ってくる車たちが正面から向かってくるんです。恐ろしい・・・)
  • 結婚式の会場前に車・バイクが集まって、片車線通行止め。

などなど。

日本人的感覚だと、信じられないですよね。
運転は当然無理だし、助手席に座っているのすら怖くなります。

でも、彼らはそんなひとつひとつに怒ってられない。慣れちゃうんでしょうね。
「しょーがないから、回り道しよう。」、「時間を遅らせよう。」、「目的地を変更しよう。」
と考え方が柔軟。臨機応変。(まぁ、個人の力じゃどうしようも無いという諦め・・・?)

それが仕事でもそーなって、遅れても仕方ない。うまく行かなかったから諦めよう。目標を下げよう。
っていう発想になるのが分かる気がする。
(まぁ、ビジネスでは「仕方ないねー。」じゃ困るので、いろいろな手を使って協力してもらうのですが。)


日本のインフラが整っているのって、単にインフラが使えて便利というだけじゃなくて、物事に取り組むときのベースとなるレベルがそもそも高いんですよ。
その環境で考えられたサービスレベルって、グローバルに見ると、とっても優れているんですよ。
日本に住んでるって、そういう面でもラッキーなんだなって思いました。

イケてるよ、日本!!


んじゃ、またね!

お年寄りにやさしい社会って

こんにちは、ハルです。

 

JRの車両には優先席が設けられています。当然、優先的に座っていただく中に高齢者が含まれています。
ちなみに、阪急や横浜市営地下鉄では全車両・全座席が優先席となっています。
現実も優先席かどうかは関係なく、お年寄りや妊婦さんが目の前にいれば席を譲るという考え方が定着しているような気がしますが・・・、どうなんでしょうかね。


でも、日本の高齢化って、もっともっと進んでいて、そんな親切な人が譲るというやり方だけじゃ回らないのかも・・・って思いませんか?


高齢者(65歳以上)の人口が全体の 7%以上になると国連のレポート上の高齢化社会と呼ばれるらしいです。
んで、日本は1970年にその域に達し、現在は 24%を越えているそうです。※

老老介護とかって言葉ありますが、このままだと優先席を譲る方も、譲られる側もお年寄りになっちゃかも。
やはり、これまでのような親切ベースの対応じゃ間に合わないんじゃないかな~。


「ホントは、電車ででかけたいけど座れなくて疲れそう」と思って諦めているお年寄りっているんじゃないかと思います。
通勤者だけじゃないんですよ、電車を使うのは。
お年寄りに親切設計なサービスがあっても良いのかも。

例えば、
高齢者専用電車
優先席とか高齢者専用車両じゃ間に合いません。高齢者専用の電車が必要でしょう。
それには立ってる人はゼロの想定です。全員座れるようにしないと。

各駅停車
通勤じゃないんで、横浜から東京まで急がなくても良いと思います。
それよりも、その中間の駅に暮らしている人でも使えるように各駅停車で良いと思います。

専用の改札・ホーム
いくら専用電車を作っても、あの通勤ラッシュの時間のホームは危険で、電車まで辿りつきません。
改札もホームも区別して、ゆっくりと安全に電車までアクセスできるようにしてあげたいですね。

まぁ、折衷案としては、先頭か最後尾に高齢者専用車両を作って、そこへのアクセスは専用改札を通っていけるというのも良いかもしれません。


更には、そもそも電車なんて乗らなくて良くする考え方もある?!
海外だと、シニアタウンというのもありますが、そういった高齢者の方が集まって生活していて、そこに必要なケアや、ショップ、レジャーサービスが来るというのでも良いですよね。

デパートやモールまでお年寄りが行くのが大変。かといって家に引きこもってるのも健全でないし。
という事で、住まいの近くに季節替わりでお店が来て、お年寄りも買い物ができ、レジャーで楽しむことも出来る。そういう施設があっても良い気がします。


そういった街全体でサポートしていって、みんながハッピー。という事になると、ええのになぁ~。

んじゃ、またね!!


http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/s1_1_1_01.html

おれの勝ちだー! おれも勝ったよー!

こんにちは、ハルです。

 

以前、就職するか悩んでた学生から相談されたことがありました。
ビジネスの世界って弱肉強食で、いつも真剣勝負で、勝者が敗者から全てを奪う恐ろしい世界みたいなイメージがあって、社会に出ることを、なかなか前向きに考えられなかったようです。

んで、話したのが、お互い真剣だけど、奪い奪われる関係じゃなくて、どちらもHappyになるもんなんだってこと。


例えば、
Aさんは、新しいパソコンを買ったので古いものを処分したいと考えています。
古いマシンも壊れている訳ではないのですが、新しいもの好きのAさんにとっては不要なモノです。
今どきは、モノを捨てるにも費用がかかります。
他人に譲ろうと考えていましたが、周囲の友人も新しいものが好きで引き取り手がありませんでした。

また、同じころ Bさんは、古くていいので安いパソコンを欲しいと考えていました。
仕事で、ちょっとした資料を作らなければならなくなり、Excelがちょっと動けば十分です。
新しい高額なモノでなく、とにかく安価に手に入れたいと考えています。

この二人が共通の友人を通じて出会いました。
Aさんは Bさんに古いパソコンを売りました。
Aさんは、パソコンの処分代がかからず、わずかにお金を受取ることができ Happyでした。
Bさんは、十分使えるパソコンを、非常に安い価格で手に入れることができて Happyでした。

こういった互いにHappyになる関係を、Win-Win(ウィン ウィン)の関係と言います。
Aさんも、Bさんも、どちらも勝者です。


Win-Winにならないケース。Win-Loseの関係もあります。
先ほどのケースで、Aさんは Bさんに、できるだけ高く売りたいと考えるようになりました。
Aさんは、Bさんに売ってあげると約束しましたが金額を決めませんでした。
そうこうしている内に Bさんの仕事の締切が近づいてきます。
Bさんは Aさんに最後のお願いに行きました。Aさんが売ってくれないなら新品を買うしかありません。
Aさんは、Bさんに新品を買うより少しだけ安い金額で売ることにしました。(イヤな奴ですねー。足元見て、サイテーだ。)
Bさんは、最初から Aさんに頼らず、別の中古を探していれば、もっと安く手に入れることができたはずですが、期限がギリギリなので仕方なく、Aさんの言い値で買いました。


この場合、Aさんは新品に近い金額で売ることができ、とっても Happyでした。
Bさんは、中古マシンに対し新品に近い金額を支払う事になり、残念な気持ちでした。
Win-Loseの関係です。


最後にLose-Loseになっちゃう関係。
先ほどの Win-Loseのケースで、Aさんからギリギリになって高い金額を提示され、Bさんは Aさんのことを信用できなくなりました。

もしも、買ったものが実は壊れていて、仕事で使えないと困ります。Bさんは、Aさんから買わない事に決めました。
Aさんは、あわてて値引き金額を提示しましたが、Bさんは買ってくれる気がなさそうです。
Bさんは、結局、中古を探す時間はなく高額な新品を買うしかなくなりました。

Aさんは、結局、お金を払って処分することになってしまい残念でした。
Bさんも、必要以上にスペックの高い新しいパソコンを買う事になってしまい残念でした。
Lose-Loseな関係です。


どれも中古のPCを売る・買うという取引の関係ですが、お互いにHappyになるケースもあれば、お互いに残念になってしまうケースもあります。

特に、これがビジネス上のパートナーになるという話だと、長期的な信頼関係の構築が必要です。(一回限りの関係であれば、相手から取れるだけ取る。という戦略も考えられますが・・・。)

というより、信頼こそが何よりも重要と言ってもよいほどです。

という事で、お仕事する上では、Win-Winになるようにバランスをとりたいですね!!

 

んじゃ、またね!

たなあげー

こんにちは、ハルです。

 

ミーティングしていると、今は結論が出ないとか、どっちに転がっても大勢に影響しないんだけど・・・みたいな意見のぶつかり合いで、話し合いが止まってしまう・・・なんて事ありませんか?

今の、どこか身近な国と国の歴史問題のような・・・。それじゃなくて、もっと他に話さなきゃならない事あるんじゃないの?みたいな。


これまでの因縁とか、感情的な問題になっちゃったりして・・・やれやれ。

例えば、
A事業部と B事業部のそれぞれの中で、同じようなビジネスをやっている部分があって、やってる事がダブってる。絶対にまとめた方が効率が良くて、現場担当者のみなさんも統合に乗り気。
早速、両方の事業部から代表メンバーを出してもらって、お互いにビジネスの状況を共有し、どこがダブっているか?統合するとどれくらいの効果があるか検討しよう。となりました。

しかし、A事業部長と B事業部長はライバル関係。お互いにそのビジネスを手放したくありません。

んで、第一回目のミーティングを開催する事になりました。
A事業部から来た部長さんが、のっけから「これ最終的に、統合したら、うちがやるって事で良いですよね?」なんて言いだします。
B事業部代表の部長さん「いや、うちでやった方が効率が良いし、他のビジネスとの関係も深いので、うちでないと困りますよ。」
A:「別のビジネスと繋がりがあるのは、こっちだって同じですよ。B事業部で、そこが解決できないなら最終的に統合できないですから、ビジネス内容の共有とかしても時間の無駄ですね。」
B:「そーですね。それでは、この話は無かったという事で。」

なんて事、あったりしませんか?(こんなのは無いか・・・。)


会社全体を見渡す視点からは、どれだけダブり・無駄を無くして効果を大きくできるか?!が重要ですが、
個々の事業部の当事者としては、自分の事業部はそのビジネスを得るのか?失うのか?が最も重要だったりします。その最重要な点から話し合いを始めたい。

という構造ですね。


そんな状況を打開するのが、「かりぎめー」です。仮に決めて、仮定して議論を進めようとする打ち手です。
先ほどのような状況で、
「では、一旦、A事業部がビジネスを進めると仮定して考えてみましょう。最終的に、B事業部の方が効果が高いとなれば B事業部に見直しましょうね。」
と提案してみる。

すると、B事業部の部長さんが怒り出します。
「仮定するなら B事業部だ。仮だとしても、どうしてA事業部なんだ。」
(やれやれ・・・)

そーすると次は、「たなあげー」です。別名「もんだいさきおくりー」です。
何だか聞こえが悪いですが、議論を進めるために、この時点で結論を出す必要のないテーマは、棚上げ・先送りにしちゃえば良いんですよ。

「では、最終的に誰がやるかは、一旦、脇に置いておきましょう。A事業部かもしれないし、B事業部かもしれないし、別の案があるかもしれませんが、それはビジネスを統合するオプションとして1つ1つ検討しましょう。」として、議論を前に進める戦術です。


なんて、かなりテキトーに書かれていて胡散臭いですが、でも、ホントに役立つかもしれませんよ?!逆に火に油を注ぎ大ヤケドになったらゴメンなさい。

A & B「なんだ、そのどっちつかずは。別の案ってなんだよ。そんな案があるなら、お前、次回までにそれを持って来いよ。それをレビューしてやるよ。」なんて、A事業部、B事業部が一緒になって文句言って来たりして・・・。(なんだよ、仲良くできんじゃん?!)

 

こういうコンフリクトは日常的に発生しますし、お互いに人間が嫌いなんじゃなくて、ビジネス上の立場、考え方が違うだけなんだと思って付き合っていくんでしょうね。


んじゃ、またね!!

ローマ人っておもろい

こんにちは、ハルです!!

 

最近、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいます。
有名な本なので説明は不要と思いますが、一言で説明すると、
古代ローマ全史を描いた歴史小説で、とーーっても長い大作。」
って何の説明にもなっていません・・・。ホントすみません。

ハルは文庫判を読んでいますが第43巻まであります。(今、第8巻。まだまだ楽しめます。)

ハルは、元々、歴史小説が好きでしたが、この本はホントに面白いです。

古代ローマって、紀元前から選挙でリーダーを決める制度があったんです。
日本がリーダーを選挙で決めるようになったのは近代以降ですが、そのずっと前から、みんなでリーダーを選ぶという仕組みはあったのです。
あらためて考えると、それって、すごいですよねー!!

大河ドラマで「天下布武」とか言ってる信長って、ホント野蛮ですよね。ヒドイ、ヒドイ。(って、当然、戦国時代に「選挙しよーぜー」とか言って収まる訳ないのですが・・・。)


そして、その選挙で決まる最高職のリーダーである執政官(コンスル)の任期は1年間だったそうです。
そのためか、いろんなことがシステム的・制度的に決まっていたようです。

 

市民権や選挙、税などの重要なルールは当然ですが、一晩の宿営地のレイアウトとかまで決まってたらしいです・・・。

しかも、ローマでは法律すら、基本的には文書化されず、不文の慣習法だったというのが驚き!!(今の感覚からすると考えられないですよね。口約束なんて、スグに反故にされそうだ・・・。)

構造主義って、20世紀の思想って言われていますが、こういうシステム的な考え方自体は、も~~~っと古い時代から当然のようにあったのですね。
これもおもしろーい!!

神のお告げや、社会学経営学でロジカルに作られた制度ではなく、ヒトが「人間ってこうだよね。」って考え、問題があれば柔軟に制度を見直したのだと勝手に想像。

古代ローマ人はエライな~と感心しきりです。


これって、時代の流れって常に良い方に向かっている訳ではなく、昔の方が良くて戻ることもアリという事かも?!ですね。
ローマの共和制は 400年以上続いたようです。
日本の今の仕組みは、戦後から数えると70年くらい。明治から数えても150年ちょっと。

財政赤字少子高齢化問題など、一朝一夕には解決しない。というか、まだ底打ちもしていない様子ですが、これから250年くらい持つのかしら??
少なくとも江戸時代 260年よりは長く持って欲しいです。

 

んじゃ、また!!

IT業界って、どんなの?! 数字からみてみました!

こんにちは、ハルです。

IT業界では、ビッグデータやデータサイエンティストという言葉が流行ってますね。
(そして早くも流行が去りそうな感じ・・・??)

ハルは、そういった仕事じゃありませんが、データをみるのは好きです。

という事で、総務省統計局の「サービス産業動向調査 結果の概要」※を見てみました。

この2013年12月の速報によりますと、情報通信業の売上高(12月)は 5兆4,117億円、年間では約 56.8兆円だそうです。
ふーん。

情報通信業は、中分類として、通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業に分かれていて、12月度の売上比率を見ると、こんな感じです。

通信業 放送業 情報サービス業 インターネット付随サービス業 映像・音声・文字情報制作業
33% 7% 43% 4% 13%


以前からある通信業、情報サービス業が、がんばっている感じでしょうか。
(通信業はNTTやインターネットサービスプロバイダ(So-netとか)、ドコモ、AUソフトバンクなどなど。情報サービス業はソフトウェア開発や、データ加工など)


また、情報通信業全体の事業従事者数は約 192万人だそうです。
中分類の各従事者数と各売上から、単純に一人当たりの売上をざっくり計算すると、こんな感じです。

通信業 放送業 情報サービス業 インターネット付随サービス業 映像・音声・文字情報制作業
801万円 460万円 189万円 244万円 240万円


おぉー。結構、差が開いてますね。
これは通信業は回線や通信機器などの設備投資によって稼ぎがあるけど、情報サービス業は人手がそのまま稼ぎになっているからなのでしょうかねー。


また、過去のデータもあるので、最近のものと比較もできます。
2013年12月と 2010年12月のデータを比較しますと、

事業所・企業などの数は情報通信業全体で、60,047件(2010年)から67,177件(2013年)と、3年間で 7,130件増加しています。
2010年から 12%の増加です。
ふーん。

それを中分類ごとに計算するとこんな感じです。

通信業 放送業 情報サービス業 インターネット付随サービス業 映像・音声・文字情報制作業
▲30% ▲33% 17% 92% 18%


おぉー。
通信業、放送業は、減少方向にあり、インターネット付随サービス業を始める事業所・企業が増加しているというのが分かります。

このインターネット付随サービス業とは、例えばポータルサイト・サーバ運営や、アプリケーションサービスプロバイダ・ウェブコンテンツ提供、それ以外にもインターネットを利用する上で必要なサポート(認証やネットワークセキュリティなど)が含まれているようです。


また、同様に売上高、事業従事者数の成長率を計算するとこんな感じです。

通信業 放送業 情報サービス業 インターネット付随サービス業 映像・音声・文字情報制作業
(売上) 71% 24% 58% 151% 23%
(事業従事者) 6% 2% 22% 56% 7%


やはり、インターネット付随サービス業が、この3年間で、売上高もそこで働いている人数も、急激に増えているのが分かります。
ふむふむ。そうでしょう。
漠然とそんな印象でしたが、実際の統計データからも確認できました。

また、通信業の売上は大きく増えていますが、人はそれほど増えていません・・・。
携帯・スマホは、今や生活必需品。設備投資をガンガンやって、売上は増えているけど、人は増えていない感じなんですかね。
そして事業所・企業数は減っているので、投資ができないところは淘汰されている感じなのかしら。(残念ながら投資額との関連性はなく、よくわかんない・・・。)


また、この統計には、それぞれが、どの産業から売上を得たかも載ってます。
これも分析すると面白いのですが、情報通信業の売上の 99%が情報通信業からの売上なのです・・・。
びっくりした。

確かに、この業界はゼネコンと言われたりして、IT会社は IT会社に業務を委託すると思ってましたが、ここまでとは・・・。
他の業界も似たようなものなのかな?!
(医療・福祉の分野で考えても製薬会社の売り先は、薬局や病院など医療関係者が多いだろうし、まぁ、そういうもんなのでしょうかねー。)

中分類にバラして見ても、みなさん 90%以上、内輪で売り上げているのですが、インターネット附随サービス業だけは 70%くらい。
インターネット附随サービス業は、通信業や、情報サービス業、IT以外の広告業からも売り上げているようです。(特に通信業が多く 15%くらい。情報サービス業、広告業が残りを半々って感じ。)
なんなんでしょう。気になりますね。
(広告業は、何となく、ポータルに広告を載せたり・プロモーションサイトのサーバ運営や、コンテンツ提供など、少しイメージできるかも??)
どなたかご存知でしたら教えてくださいませ。

って事で、いろいろ新しい発見があって面白いです。


んじゃ、また!!


http://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/index.htm

がんばってる方向あってます?!

まだ始めたばかりのこのブログですが、既に書いていて感じる事があります。

一体、何のために、これを書いているのだろうか・・・。と。
誰にも読まれないこのブログ、続けていく意味はあるのだろうかと・・・。

ハルの中で目的は設定しています。しかし、その目的を達成するために、このブログを書き続けることが最も効率の良い方法なのか?疑問を感じたりしています。


「無駄な努力はない」なんて言う人もいます。
それはゴール(目標)が設定されていない、漠然とした話の中では、何事も経験の1つと位置づけてしまうこともできますね。

しかし、ゴールを設定した場合、それに近づかない努力は、「無駄な努力」や「とっても非効率な努力」と言わざるを得ません。
努力するときには、正しい方法、正しい方向でないといけません。


学生の頃に北アルプスを登ったときの話なんですが、その日は天候が悪く、ガスがかかって正に五里霧中という中をみんなで歩いてました。
石がゴロゴロ転がっている道が続き、女子のパーティが遅れはじめてきたので、男子のパーティは先に休憩予定の地点まで行って昼飯の準備をすることにしました。

真っ白な霧の中を、先輩が先頭を歩き、ハルたち残りのメンバーはその背中を見ながらついて歩いてました。
そして、かなり歩いた後、ふと周りを見渡すと、自分達が歩いている尾根の道から少し下がった道に人の列が見えてきました。
「あっちに合流しないといけないねー」なんて会話をしてると、その列の随分と前の方に、うちらの女子のパーティが歩いてるじゃありませんか・・・。

そう。男子パーティは道を間違って、アップダウンのある道を、かなり遠回りして歩いていたのでした・・・。


かなり速いスピードで、がんばって歩いたけど道が間違ってちゃ意味ないですよね・・・。
大っきく、そんなことも人生経験の1つと考えれば、無駄って事はないんですが、その時の、先に休憩地点に着いて昼飯を準備するという目標は達成できませんでした。


学生の夏休みの登山の話なんで、遠回りしちゃったのは笑い話のひとつって事でいいのですが、ビジネスとなると深刻な事になってしまう場合があります。

例えば、プラズマテレビとか。
パナソニックは、プラズマテレビの研究・開発に力を注ぎ、尼崎に何千億とも言われる額を投資して製造・販売してきました。
しかし、残念ながら世の中の主流は液晶テレビで逆転できず、昨年、プラズマテレビの製造を終了しました。

当然、そこでお仕事されていた方々は、旗色が悪いと感じながらも、他社以上に努力されていたと思います。


人一倍に努力したにも関わらず、それが報われず、場合によっては自分の時間を無駄にし、人生の計画を大きく見直さなくてはならなくなることもあります。


間違った方法、方向の努力というのは、個人レベルだと良い経験・人生の勉強と思えば良いかもしれませんが、ビジネスでは周囲の関係者も巻き込むし、影響が大きくなってしまったりするのですね。
フルスロットルで突き進む前に、十分な検証と、進み始めてからも、常に、このままで良いのか評価・改善が必要ですね。
(それで全て避けられる訳ではありませんが、ダメージを小さくは出来ると思います。)


んじゃ、またね!!